87年生まれ、うさぎの登り坂

3児の父。時にサッカーコーチ。時に教育、福祉に携わる人。〜好きなモノ、コト。刺さったモノ、コト。伝えたいモノ、コト。〜

第24節 アビスパ福岡VSガンバ大阪

前節、九州ダービーサガン鳥栖と1-1で引き分けたアビスパ。中4日で迎えた今節は残留争い直接対決、ガンバ大阪戦。結果は0-1敗戦。劇的にやられる最悪の展開。残留争いに関わる試合。相手が相手だけに個人的に今シーズン1番ストレスが溜まった試合となった。

 

得点が取れないアビスパ、残留争いに参加決定

出場停止は宮。グローリが復活したので特に大きな問題はなし。ルキアンが左サイドハーフで先発。右SBは前嶋から湯澤へ。ボランチ鳥栖戦に引き続き、前、そーたん。ルキアンは左サイドハーフ。いつもの4-4-2スタート。ガンバも同じ4-4-2。

 

15分。クルークスが右サイドのハーフウェーライン付近から浮き球供給。相手に競り勝った山岸が完全にディフェンスラインの裏に抜け出すも惜しくもオフサイド

 

28分。前半最大のチャンス。フアンマが右サイドの敵陣深くで相手を抜き去り、クロス。ゴール前で山岸→ルキアンがシュートするが東口なら止められる。こぼれ球に前が詰めるがゴールとはならず。

 

こういう決定機をものにしないと苦しくなる。30分過ぎまではアビスパのペースで優位に進めていた。流れがきているうちに点を決める決定力があまりにもない。前半はスコアレスで折り返す。

 

後半序盤もペースはアビスパ。58分、志知のクロスにフアンマが頭で合わせる。フアンマは身体キレキレ。得点こそないが、コンディションはめちゃくちゃ良い。それでも点が入らない。

 

クルークスからの長いクロスにフアンマが頭で合わせるも、ゴールならず。やっぱり点が入らない。

 

その後、両チームともも交代カードを切る。ここが1つのターニングポイントになる。

 

あれだけ決定機を作って点が取れないこと自体も良くないが、途中交代した選手が流れを作れない。

 

タナタツのドリブルが相手の脅威にならない。クロスも上げられない。上げても簡単に引っかかり、カウンターを食らう。

 

アビスパの右サイドからクロスをあげられ、パトリックに決められる。前嶋が簡単にクロスを上げさせてしまったことも気になったし、その前でも潰せることができたと思うし、タナタツのクロスの精度、ドリブルの仕掛けが良ければこんなことにならなかった。

 

そのまま、ガンバに逃げ切られ試合終了。

 

アビスパは現在12位だが、2試合消化が少ない16位湘南との勝点差は2。

 

内容は悪くはなかった。ガンバに対して、個でも負けていなかったし、試合を通して、終始優位に進めることができていた。

 

決定力のなさ+交代選手の活躍度、この2点が圧倒的に足りていない。攻撃の単調さは、今に始まったことではないが、セットプレーで点が取れない。キッカーが不在なのも痛い。昨シーズンはエミルの右足があったが、今年はクルークス、中村くらいか。

 

交代選手がヒーローになる試合もない。サイドハーフの補強がなかったのも痛い。ルキアン、クルークスはまだいいが、金森、タナタツがあまりにも厳しい。北島に任せるのも荷が重いか。そうたんサイドで使って、平塚ボランチはダメなのかな。そうたんはここにきて、コンディションは上がっていると感じる。

 

とにかく落としてはいけない試合を落とした。過去を振り返っても仕方がない。次節名古屋グランパス戦。勝ち点3だけ。欲しいのは。過密日程で厳しいこともわかるが、残りの対戦相手を考えても、順位が近い相手に負けは許されない。

 


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