87年生まれ、うさぎの登り坂

3児の父。時にサッカーコーチ。時に教育、福祉に携わる人。〜好きなモノ、コト。刺さったモノ、コト。伝えたいモノ、コト。〜

第25節 鹿島アントラーズVSアビスパ福岡

ガンバ大阪戦が延期となり、久しぶりのリーグ戦。満身創痍の中、ルヴァンカップベスト4に進出したアビスパ。コロナと過密日程と戦いながら迎えた鹿島アントラーズ戦。鹿島は監督交代で岩政大先生が監督となって初采配。結果は0-2の敗戦。

 

 

よく戦ったとしか言えない

ルヴァンカップと同様、ジョンマリ、ルキアン、フアンマを同時先発。さらにクルークスを加え、アビスパが誇るガチムチ外国人4人を前線に並べる布陣で挑んだ長谷部アビスパ。3バックではなく、鹿島と同じ4-4-2の並び。

 

10分いきなり先制点を奪われる。鈴木優磨が輪湖ちゃんのマークを外し、シュート?クロス?が平塚に当たり、オウンゴールに。アンラッキーではあったし、輪湖ちゃんの対応に問題があったのかもしれないが、岩政大先生を勝たしてあげたいという鈴木優磨の気持ちが勝ったゴールでもあった。熱い暑い抱擁を見せつけられることになった。

 

アンラッキーな形で先制されたアビスパ。苦しい展開になることが予想されたが、クルークスの右サイドからチャンスを作る。27分には、クルークスの高速クロスをジョンマリがヘッドで合わせるが惜しくもポスト。前半のジョンマリとクルークスは個の力で完全に優位に立っていた。イケイケになってた展開で追いつけなかったことが悔やまれる。

 

後半、精彩を欠く輪湖ちゃんに代えて、柳投入。守備時は3バックに変更。湯澤の左サイドからの攻撃が上手くいかず、カウンターを何本も受ける。前回の金森と同じ現象。結果、守備に戻る時間を割かなければならず、体力も消耗。鹿島の攻撃に助けられ、失点こそしなかったものの、チャンスを作れない生かせない展開が続く。

 

55分に前、71分にタナタツ、山岸を投入するも流れは変わらず。攻撃のチャンスがあってもクロスの質が低く、簡単に跳ね返され、カウンターを受ける。

 

試合終盤の失点も、攻めた結果で仕方ないが、このシーンも北島のクロスが壁を越えることができずカウンターのきっかけを与えている。

 

この日、リーグ戦初出場となった平塚は落ち着いて試合に入れていた。パス精度が高く、縦に入れることもできる。連携が高まれば、ジョンマリやルキアンへの裏抜けの回数も増えそう。

 

リーグ戦2連敗となったアビスパだが、今日の試合の負けは責めることができない。もちろん勝って欲しかったし、勝てるチャンスもあった。ただ、今のチーム状況を考えると、よく走って、よく戦ってくれてお疲れ様!休んで!としか言えない。

 

次節の相手は川崎。マリノスに劇的な勝利を収め、勢いに乗っている。手強い相手に間違いはないが、去年ホームで川崎に勝っているのも事実。厳しい相手が続くが、キング城後の「無敵になっていく」発言もいただいたので、チーム状態は悪くない。総力戦で残留争いから抜け出そう。

 

 


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