87年生まれ、うさぎの登り坂

3児の父。時にサッカーコーチ。時に教育、福祉に携わる人。〜好きなモノ、コト。刺さったモノ、コト。伝えたいモノ、コト。〜

第28節 アビスパ福岡VS 名古屋グランパス

勝ち点3必須の前節ガンバ戦を落としたアビスパ。ホーム+順位の近い名古屋に負けられない試合。結果は2-3で敗戦。

 

 

審判が主役となった試合

中2日となる今節はフアンマの出場停止の代わりに渡、そうたんの代わりにボランチに平塚。ルキアンは左サイドハーフセンターバックは宮。あとは大体いつものスタメン構成。4-4-2。

 

いろいろ騒がしい試合となった。まずは開始直後のアクシデント。2分、名古屋のロングボールに対して、ペナルティーエリア外に出ていた永石と後ろに下がりながら対応しようとした宮が激突。

 

自チーム同士の選手がぶつかったこと、名古屋の選手が関わっているわけではないので、名古屋側としてはプレーを続ける。逆の立場でも続けていたと思う。

 

問題は脳震盪の可能性があった以上、レフェリーが止めなければいけなかったはずなのに、プレーを続行させてしまったこと。

 

こぼれ球を拾ったのが重廣ということもなんかの巡り合わせか。 キーパーいなかったらそりゃ攻めるよね。左から折り返す→稲垣ポスト→森下が決めて名古屋が先制。

 

その後、脳震盪が疑われた永石は負傷退場。村上と交代。

 

間違いなく、ジャッジリプレイで取り上げられる一連の流れ。

 

これで終わらないのがこの試合。

 

21分、接触プレーで倒れ込んだクルークス。それを見て名古屋の選手がタッチラインへボールを蹴り出す。

 

普通ならスローインアビスパの選手が名古屋にボールを返す場面。しかし、前嶋のスローインルキアンが持ち運び、クロス。これをクルークスが左足でゴール。

 

名古屋は猛抗議。そりぁそうだ。1点目の時に名古屋がプレーを切らなかったことと、このシーンは全く別物。1点目は審判が止めなかったことと悪くて、名古屋に非はない。

 

ただ、ルキアンの気持ちは分かる。彼のアビスパを勝たせたい気持ちも伝わった。(クルークスは一連の流れを見てなかったため、前半終了後、名古屋側に謝罪に行っている)

 

このシーンを受けたアビスパは長谷部さんの判断もあり、1点返させる判断をする。名古屋側のドリブルに対して守備をしないように指示。この1点で名古屋が勝ち越し。このパターンのときオウンゴールでいいんじゃないかと思ったがまあいいや。

 

その後、38分に相馬からのパスを永井に決められ、1-3に。オフサイドラインギリギリだった。このあっさり決められるシーンが増えてることはちょっと気掛かり。

 

後半開始、渡に代えてグローリ投入。システムを3-4-2-1に変更。

 

57分、クルークスのマイナスへのクロスに平塚が上手く流し込み1点差に。

 

反撃ムードが出たアビスパ。しかし、67分に重廣へのファウルで宮が一発退場。宮のプレー軽かったな。センターバック陣が日替わりでいなくなるのやめてくれ。

 

10人となり、数的不利となったが、同点に向けて選手たちは戦う姿勢を示した。

 

82分、ジョンマリの強烈なシュートはポストに嫌われる。

 

83分ごろには、ジョンマリと競った稲垣のハンド疑惑もあり、モヤっとする。

 

10人となったアビスパは最後まで名古屋ゴールを目指したが、ゴールを割れず。

 

2連敗+7試合未勝利。札幌、湘南が勝ち点3を積み上げたこともあり、順位が12位から15位に。しかも消化試合は多いのにもかかわらず。

 

鳥栖、ガンバ、名古屋グランパスと順位が近い相手+ほぼホームというアドバンテージがありながらも奪った勝ち点は1。理想は勝ち点7欲しかったと考えていたが現実は厳しい。

 

まだ終わったわけでもないし、決まったわけでもない。流れは自分たちで持ってくるもの。

 

コロナもあった、選手の不祥事もあった、劇的に決められた、納得のいかないジャッジもあった。

 

そんな状況でもやるしかない。

 

次節は横浜Fマリノス戦。ホームでは何とか勝利した相手だが、優勝するためにもアビスパ相手に負けは許されないだろう。

 

どのチームも何かを懸けて試合をしている。

 

優勝を目指しているチーム、残留を目指しているチーム。置かれている状況は違うが、必死なのはどこも一緒。

 

長谷部アビスパ。果たしてどうなるか。

 


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