87年生まれ、うさぎの登り坂

3児の父。時にサッカーコーチ。時に教育、福祉に携わる人。〜好きなモノ、コト。刺さったモノ、コト。伝えたいモノ、コト。〜

第19節 FC東京VSアビスパ福岡

第19節 FC東京戦。2-2のドロー。相性の良い相手だっただけに勝ち点3が欲しかった。

相性の良いFC東京

FC東京には相性が良い。前回対戦時はホームで5-1と大勝。昨シーズン、そして井原アビスパ時代も含めて、FC東京から勝ち点を奪い続けてきた。アウェーではあるが、この試合は、連敗という悪い流れを払拭したい、勝ち点3を取りたい試合と位置付けていたはず。

 

この試合のスタメンで大きく変わった部分はGK永石の抜擢。2トップの一角をフアンマからルキアン。ボランチ中村に代えて、古巣相手となる草民を。連戦のことも考えると、ターンオーバーは必須。総力戦である。

 

試合は前半16分、前が起点となり、前嶋のクロスを山岸が折り返し、ルキアンのゴールで先制に成功。その後も、奈良のパスミスなどで危ないシーンもあるにはあったが、固い守備でゴールを許さなかったアビスパ。1点リードで前半を終える。

 

後半開始時から、オープンな展開+FC東京の個の力にやられることになる。もっと極端にしっかり守備を固めるかと思いきや、FC東京にお付き合いする形に。結果、後半4分にレアンドロに同点ゴールを決められ、後半18分には紺野にゴラッソを決められ逆転を許すことに。2ゴールとも簡単なゴールではなかった。それをしっかり決めてくるところ、個の力は流石。

 

せっかく先制したのに、逆転されたアビスパ。こういう時に頼りにしたいクルークスも後半頭で金森と交代している。攻撃面でいうと、クルークスに比べ、金森はどうしても見劣りしてしまう。惜しいチャンスをいくつか作った場面もあったが、もう1つ工夫が欲しい。相手に読まれるプレーが多い気がする。金森の攻撃からカウンターをくらうシーンもいくつか見られた。左サイドのタナタツも、前半から紺野のマーク、守備面で貢献するも、攻撃シーンは脅威になれず。草民がボランチで出場、北島がベンチ外だったこともあり、サイドハーフで違いを作れる選手がベンチにいなかったアビスパ。太郎がリーグ戦に絡めないこともあり、層が薄いポジションとなっているサイドハーフ。補強ポイントの1つである。

 

逆転され、猛攻を仕掛けるアビスパ。途中出場フアンマが仕事をする。微妙であったが

木本がフアンマを倒し、PKを獲得。外す予感しかなかったが、フアンマが見事PKを沈め同点に。信じなくてごめんなさい。その後も勝ち越しのチャンスがあったが、ゴール出来ず。ラストあたりでは決定機を作られるものの、永石のビッグセーブもあり、何とか凌ぐ。

 

結果は2-2のドロー。両チームとも勝ち点2を失った感じの内容。相性の良い相手だっただけに勝ち点3が取れなかったのは痛い。複数失点が続いているのも、なんか嫌な感じ。ただ、前回に比べると内容は良くなっていると思う。ルキアンがゴールを決めたこともでかい。連戦のことも考えると、渡も含め、調子の良い選手をどんどん使ってほしい。

 

気になるのは、複数失点が続いていること。先制=アビスパの勝ちパターンが崩れてしまっては元も子もない。まずは堅守。無失点であれば、負けることはないのだから。


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次節 ジュビロ磐田

連戦が続く。次節は平日開催。対戦相手は開幕戦で勝ち点3を取り損ねたジュビロ磐田。勝ち点差はたったの1。お互いに絶対に負けられない戦いとなる。期待したいのはルキアン。今節でゴールを決めた勢いそのままに波に乗ってほしい。古巣相手に気合も入るはず。そして、守備陣。GKは村上。CBの組合せは奈良+グローリだろう。堅守の復活に期待。暑い中の連戦。消耗がかなり激しくなるこの季節。サポーターも含め、総力戦で乗り切りたい。


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