87年生まれ、うさぎの登り坂

3児の父。時にサッカーコーチ。時に教育、福祉に携わる人。〜好きなモノ、コト。刺さったモノ、コト。伝えたいモノ、コト。〜

J1第18節 アビスパ福岡VSサンフレッチェ広島  

J1第18節。相手はリーグ戦3連勝と好調のサンフレッチェ広島。結果は1-3敗戦。

 

違いすぎた前半と後半

アビスパサンフレッチェ広島対策として3-4-2-1の布陣。サイドハーフのポジションがなくなることもあり、金森、田中はベンチ外。

 

前半、サンフレッチェ広島相手に上手く戦えていた。好調山岸は攻撃の起点になるだけでなく、献身的な守備で相手の攻撃を潰す役目もこなしていた。他のチームから引き抜かれないか心配するくらいアビスパにとって必要不可欠な選手だ。一方で心配なのが、アビスパの心臓、前、中村のボランチコンビ。特に前のミスが増えていることが気になる。先制されたシーンも前がボールロストしたところを鮮やかに決められた。先制される=勝ち点3は厳しいという方程式がこの試合でも発動してしまった。そんな悪い流れが漂う中で、仕事をしたのが渡。志知のクロスをヘッドで合わせ、前半のうちに追いつく事ができた。渡はこの日が誕生日。持っている男。これは逆転もいけるぞ。という良い雰囲気で後半へ。

 

後半、入りがイマイチだった。いきなり攻め込まれ続ける。49分に中村が強引にシュートまで持っていくが、それもカウンターでひっくり返される。55分、渡に代えて、クルークス投入。コンディション的にも渡はこの時間で引っ込める予定だったのかな。結局、クルークス2シャドーの一角にそのまま入ったが、63分のシーンのようにサイドで幅をとってボールを持たせ、カットイン、クロスの選択肢を持たせたほうが相手にとっては脅威なはず。シャドーの位置のクルークスはなかなか試合に上手く絡めなかった印象。クルークスは4-4-2の方が活きる。で、なんだかんだでそれなりにチャンスを作っていたアビスパだったが‥76分。前線からプレスかけてはめるぞ!とスイッチを入れたものの、いなされ、崩され、裏のスペースを使われ、失点。この時の広島のプレーを見て、チームとしてレベルの違いを感じた。チームとしてビルドアップの完成度。野津田のパスからドウグラスヴィエイラのゴールの流れは、ルキアンにしてほしいプレーよ。前嶋の負傷退場、PKでとどめ刺されるなどこの後も色々ありましたが、2点目取られたところで勝負は決まったかなと。

 

次節はFC東京

2試合連続3失点。最強の盾はどこにいったんだい。カップ戦とリーグ戦は別物。リーグ戦の流れは非常に悪い。前嶋の怪我も心配。渡が救世主になるか。次節はFC東京戦。アウェーとはいえ、相性は良い。内容は二の次。結果が欲しい。勝ち点3が欲しい。

 

うまくいかなくても 

泥だらけになりながら 

粘り強く勝ち点を獲っていく試合も

僕は美しいと思う            奈良竜樹 

 

まだ粘れる。まだ泥だらけになれる。しぶとく勝ち点積み重ねよう。

 

追記


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